【門扉修理】業者それともDIY?修理方法やコストを徹底解説
玄関や駐車場の防犯性・安全性を高める目的で設置されている門扉が故障したり破損したりした場合、修理や交換が必要になります。
門扉の修理方法は、専門業者に依頼をするかDIYするかの2通りに大きく分かれますが、買い換えの必要性も含めて適切な対応が求められます。
そこで必要となるのが門扉の故障の症状の把握と、修理方法の理解です。
この記事では、専門の工事不要で手軽に設置できる駐車場の侵入防止用具を販売するゲートファクトリーが、門扉修理の症状・方法・費用相場を解説します。
ぜひ参考にしてください。
1. 門扉の修理方法を状況別に紹介【業者or DIY】
門扉の修理が必要となるケースは、いくつかのパターンに分けられます。
適切な修理をするためには、トラブルのパターンを理解することが重要です。
この章では、大きく3つのポイントに分けてそれぞれDIYでの対応の可否も含めて解説するので、ぜひ参考にしてください。
1-1. 門扉本体の破損・損傷・劣化
門扉本体の破損・損傷・劣化などの症状は、外部からの強い衝撃や風雨などの長期間にわたるダメージの積み重ねによって発生することが多いです。
破損・損傷・劣化などが生じた場合には、門扉がスムーズに動作しなくなってしまったり、見栄えが悪くなってしまったりするなどの問題が起こります。
また、門扉がしっかりと閉まらない場合には、外部からの侵入を防ぐ機能を果たせなくなるケースも考えられます。
門扉の破損・損傷・劣化などが生じた場合、DIYでの修理は困難です。
部分的な破損や損傷であっても門扉全体を交換しなくてはならないことが多く、大がかりな修理になる傾向があります。
また、門扉の破損や劣化をそのまま放置しておくと、破損箇所からサビや損傷が広がったり、不法侵入やゴミの投げ入れや不法投棄などを招いたりするリスクも考えられます。
表面の塗装などで対処できる場合を除いて、門扉が交換になる可能性が高いことを理解しておきましょう。
そして、できるだけ早期に修理するように心がけましょう。
1-2. 電気系統の故障
電動式の門扉を使用されている場合は、電気系統の故障の可能性も考えられます。
スイッチを入れてもモーター音が全く鳴らない場合や異音を生じている場合は、電気系統の故障やの可能性が高いです。
電気系統とはいっても、モーター・バッテリー・配線・制御装置など故障が疑われる箇所があり、素人が原因を特定して対処をするのは困難です。
知識がないのに修理をしようとして誤った対応を取ると、大きな事故やケガを招くこともあります。
したがって、電気系統の故障が疑われる際には、必ず専門業者に相談しましょう。
1-3. そのほかの箇所の故障・破損
本体や電気系統以外にも、門扉は以下の箇所が故障したりトラブルを起こしたりする可能性があります。
- レール
- センサー
- カギ
使用されている部品は門扉の種類や個々の製品によって異なるため、一概にはいえませんが、簡単な部品交換で対応できる場合にはDIYでの修理対応が可能です。
ただし、交換品がメーカーのカスタマーサポートやホームセンターなどで入手できることが条件です。
純正の部品や互換性が確認されている部品ではないものを独断で使用してさらに大きなトラブルを招いてしまったときには、自己責任になるため注意してください。
また、レールの変形や電気が通っている箇所など、専門工事が必要な修理作業のDIYは困難です。
専門業者に依頼すると費用が高額になるためできるだけDIYで対応しようとする方もいますが、必ず安全を優先しましょう。
どのような状況なのかを個別に判断して対応しましょう。
2. 門扉の修理費用相場|業者・DIYそれぞれ解説
門扉の修理が必要になったときに、大半の方が気にされるのは費用に関することです。
門扉修理はまとまった金額の費用が必要になるケースも珍しくありません。
費用は状況によって異なるためあくまでも目安の案内ではありますが、この章ではDIYと業者に依頼をする場合のそれぞれの金額をご紹介します。
2-1. DIYでの対処が可能なケース
DIYで対処できる場合の門扉の修理費用は、どのような部品が必要とされるかによって大きく左右されます。
例えば、カギの交換やアルミ製の門扉のキズ消し塗装などの軽微なものであれば数百円~数千円程度で手軽に修理できることもあるでしょう。
ただし、DIYで工事をする際には以下の点の注意が必須です。
- ケガや事故などのトラブルについては自己責任になること
- 修理を試みても状況が改善しなかったときに時間と労力がムダになること
DIYでの工事をする場合は、以下の点に注意してください。
- 1. 故障箇所をしっかりと特定する
- 2. ご自身で修理する場合、メーカー保証対象外となり自己責任となる。
- 3. 施工要領書、取扱説明書の注意事項を十分に確認する
- 4. 電動の場合は必ず電源を切ってから作業をおこなう
安く直すことも重要ですが、何よりも安全性を重視して対応してください。
2-2. 業者への依頼が必要なケース
DIYで対処できない場合には、業者に修理を依頼します。
ただし、業者への依頼に関しても症状や状況によって修理費用は大きく異なります。
手動タイプなのか電動タイプなのかも修理費用を左右するポイントです。
症状が軽い場合の修理費用 | |
---|---|
カギや電磁ロックの交換 | 1万円~3万円程度 |
レールの掃除や調整 | 2万円~5万円程度 |
電源コードやバッテリーの交換 | 3万円~5万円程度 |
症状が重い場合の修理費用 | |
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モーターの交換 | 10万円~30万円程度 |
制御装置の交換 | 10万円~20万円程度 |
門扉の修理・交換 | 10万円~50万円程度 |
上記はあくまでも一般的なケースでの目安です。
門扉の広さや状況によって金額は大きく異なります。
正確な金額を把握するには、専門業者に見積もりを依頼しましょう。
3. 駐車場の門扉修理をする前に知っておきたいカーポール設置の選択肢
トラブルを抱えていて修理が必要な門扉が駐車場用のものの場合には、修理をする代わりにカーポールを設置するという選択肢もあります。
カーポールはゲートファクトリーが販売している独自製品であるため、ご存じない方もいらっしゃるかもしれません。
カーポールの特徴は以下のとおりです。
- 専門家の工事なしに設置できる
- 導入費用が安い
- 万が一故障したときにも部分的に交換できる
- シンプルな形状、すっきりとしたデザインでどんな外構にもマッチ
駐車場の侵入防止を中・長期的に考えた場合には、門扉の修理をせずにカーポールに入れ替えることを選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?
4. 門扉修理・交換の代わりにカーポールを設置するメリット
駐車場の門扉の代わりにカーポールを設置すればさまざまなメリットを得られます。
この章では、カーポールの具体的なメリットを3つの観点から詳しく掘り下げます。
駐車場門扉の修理対応を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
4-1. 設置費用が安い
カーポールの最大のメリットの一つが、設置費用の安さです。
駐車場の門扉が故障した場合、多くのケースでは全取り替えのような大がかりな工事が必要になります。
見積もりを取得しないと具体的な金額は明確にならないものの、駐車場の門扉を全取り替えする際には、総額数十万円単位になることが珍しくありません。
一方でカーポールはご自分で工事をすることも可能です。
ホームセンターで市販されている工具が必要ですが、もしも工具をお持ちでない場合は販売ショップであるゲートファクトリーで借りられます。
工事の内容にもよりますが、費用を大幅に節約できるでしょう。
4-2. 専門業者に依頼しなくても設置できる
カーポールは、専門業者に依頼しなくても設置できる製品であるため、手軽かつ簡単に設置できます。
工事業者と日程を調整したり、工事までの間に待機が生じたりすることもないため、とても手軽です。
設置時に大きな物音がしたり、大型のトラックが出入りしたりすることもないため、工事中の近所への迷惑や騒音が気になる方にもおすすめです。
4-3. メンテナンスが手軽におこなえる
カーポールは、とてもメンテナンスしやすい製品です。
カーポールは一般的な工具があればご自身でも設置をしたり場所を移動したりできる製品です。
また、万が一破損やトラブルなどが生じた場合に、従来の門扉であれば門扉全般を取り替えなくてはならないことが多いですが、カーポールの場合は個々の柱のみや破損したレールの一部分のみの修繕で対応できることがあります。
作業の手間の面でも費用の面でも、メンテナンスが手軽に行えることも大きなメリットです。
5. まとめ
門扉が破損したり、動作しなくなったりした際には、修理を検討する必要があります。
修理方法は大きく分ければDIYか専門業者に依頼をするかのいずれかです。
ただし、門扉の工事は大がかりな内容になることが多いため、DIYで対応できないケースが多いことを理解しておきましょう。
また、専門業者に依頼をする場合であっても、全てを一から交換しなくてはならない自体になることが多く、想定よりも費用や手間がかかるケースが多いです。
一方で、駐車場門扉のトラブルに関してはカーゲートを使用するという選択肢もあります。
修理のしやすさや利便性などを総合的に判断して対策を検討しましょう。
※価格はすべて税込です