おすすめの庭の防犯対策|事故を防ぐための効果的な対策を種類別に解説
一軒家で心配なのは、泥棒や空き巣、不審者の侵入です。
「不安だけど、防犯対策をどうしたらいいのかわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
一般的に、防犯対策が不十分な場合には「防犯意識が低い」として、空き巣や迷惑行為の被害を受けやすくなります。
この記事では、戸建て住宅のトラブル対策のポイントをふまえ、防犯に役立つグッズにはどのようなものがあるかなどについてご紹介します。
目次
1.戸建て住宅の庭の防犯対策のポイント
泥棒や空き巣は事前に家の外から様子を観察し、侵入しやすい家に狙いを定めている場合が多いといわれています。
そのため、まずは狙われにくい状態を作っておく必要があるのです。
そこでここからは、戸建て住宅の庭の防犯対策のポイントを4つご紹介します。
1-1. 物理的な障害がある
フェンスや門扉などを設置することで、物理的に空き巣などが庭から侵入することを防げます。
ただし、あまりにも背が高いと侵入時は障害となりますが、一度越えられてしまうと外部から見えにくく、空き巣などにとっては好条件となってしまいます。
そのため、物理的な障害を設置する際は、見通しのよい状態を保っておくことがポイントです。
外部から見通せる状態を保っておくことで、空き巣などの不審者が敷地内に侵入しようとした際、通報のリスクを恐れて侵入をとどまる可能性が高まるでしょう。
1-2. 音や光での対策を施している
「音」もしくは「光」で対策を施している庭も、空き巣などの不審者が嫌がるといわれています。
なぜなら、不審者は音や光が発生することで、周りに気づかれてしまうことを避けたいためです。
例えば、人が通ると光を発する「人感センサー付きのライト」や、歩くと足音が鳴る「防犯砂利」などは、音や光で不審者の存在を知らせる代表的なものといえます。
空き巣などの不審者は、このような対策が施された庭のある家への侵入は諦めるはずです。
1-3. 防犯対策をしていることを明示している
一目で「防犯対策をしている」とわかるようにするのも効果的です。
例えば、家の外からでも見える場所に「防犯カメラ録画中」や、セキュリティサービス会社のステッカーを貼るといった方法があります。
泥棒からするとあえてそのような見つかるリスクの高い家を狙うメリットはないため、狙われる可能性を下げられるでしょう。
1-4. 清掃・手入れが行き届いている
一見関係ないことのように思われるかもしれませんが、庭の清掃・手入れをしっかりするのも防犯対策の1つです。
雑草が生え放題・物が散らかっているなど、庭が荒れている家はルーズな印象を与えるため「防犯意識が低そう」と判断されてしまう可能性が高まります。
そのため、雑草の処理や庭木の手入れなどを定期的に行いましょう。
もし面倒に感じる場合はお金はかかってしまいますが、業者に頼んだり、防草シート・除草剤などを活用したりして、手間を減らすことを考えるのも1つです。
2.種類別|庭の防犯対策グッズ解説
庭の防犯対策グッズは1つだけではなく、さまざまな種類があります。
そこでここからは、庭の防犯対策グッズを5種類ご紹介します。
2-1.門扉|敷地内へのいたずらや侵入を防ぐ
ここでは、門扉のおすすめを3つご紹介します。
さまざまなニーズに合うものを厳選しましたので、ぜひ参考にしてください。
2-1-1. 【GATE FACTORY】簡易門扉
「GATE FACTORY」が販売する『簡易門扉』は、名前の通り業者による設置が不要な、DIYで簡単に取り付けられる門扉です。
自分で設置することで、商品代金以上の費用がかからない点がメリット。
また、南京錠で足元のストッパーをロックできるため、不審者は門扉を乗り越えなければなりません。
見通しがよく周りに怪しまれるリスクを避けるため、侵入を諦める可能性が高まるでしょう。
GATE FACTORYでは、門扉のほかに 駐車場への侵入を防ぐグッズ についても販売しています。
2-1-2. 【三協アルミ】ユメッシュHR型門扉 片開き
引用:株式会社エクスショップ
https://www.ex-shop.net/
「三協アルミ」の『ユメッシュHR型門扉 片開き』は、シンプルなデザインが特徴の門扉です。
どのような家にも馴染むデザインなため、違和感を抱くことなく取り付けられるでしょう。
また、メッシュ状になっており見通しがよいため、もし不審者が侵入した場合にも外から見えやすくなっている点もメリットといえます。
2-1-3. 【F&F】マイティ門扉タイプA
引用:株式会社エクスショップ
https://www.ex-shop.net/
「F&F」が販売する『マイティ門扉タイプA』は、木目調デザインのおしゃれさが際立つ門扉です。
木目調のフェンス素材などと合わせて設置することで、お庭全体を落ち着いた空間に変身させられるでしょう。
また、カラーバリエーションも24色と豊富なため、お好みのものを選びやすくなっています。
2-2.フェンス|外からののぞき見を防ぐ
ここでは、外からののぞき見を防ぐ「フェンス」のおすすめを3つご紹介します。
さまざまなタイプのものをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
2-2-1. 【GATE FACTORY】簡易フェンス/簡易フェンスワイド
「GATE FACTORY」が販売する『簡易フェンス』は、幅60cm(ワイド90cm)×奥行37.5cm×高さ60cmとコンパクトサイズかつ重量が2〜4kgなため、手軽に移動できるガーデンフェンスです。
そのため、庭の勝手口などの簡易フェンスとして使用するのはもちろん、駐車場周りの防犯など、さまざまなシーンで活躍します。
また、置くだけなため、設置工事が不要な点も嬉しいポイントです。
GATE FACTORYでは、ご家庭の目隠しに役立つさまざまな商品や情報をご提案しています。
こちらの事例 のようにお問い合わせをいただくことも多く、豊富な実績があるので、ぜひ参考にしてください。
2-2-2. 【山善】アルミプランターフェンス
引用:株式会社山善
https://yamazenbizcom.jp/
「山善」の『アルミプランターフェンス』は、高さは180cmと高いものの、見通しのよいボーダータイプとなっているため、もし侵入されても外部から見えやすい設計となっています。
そのため、物理的な障害と外部から見えやすい環境の両方が作れるでしょう。
また、プランターを置く場所があるため、防犯としてだけでなく、お庭の景観をよくする効果も得られるはずです。
2-2-3. 【LIXIL】アメリカンフェンス1型
引用:株式会社エクスショップ
https://www.ex-shop.net/
「LIXIL」の『アメリカンフェンス1型』は、カントリー調のおしゃれなデザインが特徴的なフェンスです。
庭周りに設置することで、防犯効果はもちろんおしゃれな空間作りが叶えられるはずです。
また、高さが400mm・600mm・800mmから選べるため、好みのものを選べるのも1つのメリットといえるでしょう。
2-3.防犯砂利|不審者や空き巣の侵入を防ぐ
ここでは、不審者や空き巣の侵入を音で予防する「防犯砂利」のおすすめをご紹介します。
お庭などに防犯砂利を撒いて防犯対策をしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
2-3-1. 【ウッディーロコ】防犯音砂利
引用:株式会社エクスショップ
https://www.ex-shop.net/
「ウッディーロコ」が販売する『防犯音砂利』は、シンプルな茶色の防犯砂利です。
茶色と最初から色が付いているため、汚れたりして色が極端に変わってしまう心配は少ないでしょう。
また、丸みを帯びた形状になっているため、日常的に歩く場合に足を傷めてしまう可能性も少ないはずです。
2-3-2. 【カインズホーム】防犯ジャリ
引用:株式会社カインズ
https://www.cainz.co.jp/
「カインズホーム」の『防犯ジャリ』は、廃ガラスで作られているため、天然石などで作られたものよりも軽く、取り扱いやすいのがメリット。
そのため、力に自信がない方でも撒きやすいのが特徴です。
また、ガラス製のものは天然石などと比較して音が大きめなため、高い防犯効果を期待できるでしょう。
2-4.センサーライト|空き巣の侵入を防止する
ここでは、空き巣などを光で威嚇する「センサーライト」のおすすめをご紹介します。
簡易なものから高性能なものまでご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
2-4-1. 【オーム電機】monban LEDセンサーライト
引用:株式会社オーム電機
https://www.ohm-electric.co.jp/
「オーム電機」が販売する『monban LEDセンサーライト』は、センサーで人を検知しライトを点ける、シンプルなセンサーライトです。
シンプルですが、明るさは1000ルーメンとしっかり明るいため、高い防犯効果を期待できるでしょう。
また、ライトの首が動くため、照らしたい方向を自分好みに設定できます。
そのため、不審者の侵入経路となる可能性の方向に合わせておくといった使い方も可能です。
2-4-2. 【DX ANTENNA】自動追尾型LEDセンサーライト(1灯型)
引用:株式会社エクスショップ
https://www.ex-shop.net/
「DX ANTENNA」の『自動追尾型LEDセンサーライト』は、人の動きを検知してライトで照らすだけでなく、不審者の動きに合わせて180度自動で追尾する機能を持ったセンサーライトです。
一度センサーで検知すると自動追尾で光が追いかけてくるため、不審者がそれ以上侵入してくるリスクを下げられるでしょう。
防犯はもちろん、人がいる位置を自動で照らしてくれることから、夜の駐車場などでも活躍してくれるはずです。
2-5.監視カメラ・防犯ブザー|空き巣の侵入を防止する
ここでは、監視カメラ・防犯ブザーのおすすめを3つご紹介します。
大手の警備会社のものからAmazonなどで手軽に買えるものまでご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
2-5-1. 【ALSOK】HOME ALSOK CONNECT EYE
引用:DXアンテナ株式会社
https://www.dxantenna.co.jp/
「ALSOK」の『HOME ALSOK CONNECT EYE』は、難しい設定や配線工事不要ですぐに使い始められる、手軽さが特徴の防犯カメラです。
そのため、大掛かりな工事が必要なく、手間もお金などのコストを削減しながら防犯カメラを設置できます。
また、有料オプションに加入することで、万が一の際にALSOKの警備員が駆けつけてくれるサービスが受けられます。
24時間365日対応可能なため、安心して毎日を過ごせるでしょう。
2-5-2. 【Anker】Eufy Security eufyCam
引用:アンカー・ジャパン株式会社
https://www.ankerjapan.com/pages/anker/
「Anker」が販売する『Eufy Security eufyCam』は、IP67の防水・防塵規格に対応した、屋外でも使用可能な防犯カメラ。
高い防水・防塵機能を有しているため、設置場所に制限がないのがメリットです。
また、フルHDの高画質かつ暗い場所でも明るくカラーで映像を録画できるため、有事の際も「ぼやけて何も見えない……」といった事態を防げるはずです。
3.グッズ購入以外に庭の防犯対策としてすべきこと
防犯グッズの購入は防犯対策をする上で重要なことではありますが、それだけでは必ずしも安心とはいえません。
そこでここからは、グッズ購入以外に庭の防犯対策としてすべきことを3つご紹介します。
3-1.防犯に関する情報収集
防犯対策を検討する際は、さまざまな場所で実施されている防犯に関する情報を収集することが重要です。
なぜなら、地域の防犯の情報や最新のトラブル事例など、防犯に関する情報を集めることで、トレンドや地域の特性に合わせた対策を取れるためです。
例えば、インターネットで情報収集することで一般的な防犯対策に関する取り組みが調べられるでしょう。
また、警察署や役所などに行けば、その地域の傾向にあった防犯対策の資料などが手に入るかもしれません。
防犯に関する情報を収集し、ご自宅の庭にあったものを選択できるようにしましょう。
3-2.施錠の徹底
警察庁のデータによると、侵入窃盗の侵入手口で最も多かったのは、一戸建住宅・共同住宅ともに「無締り(無施錠)」だったそうです。
そのため、庭の門扉などはもちろん、駐車場のカーゲートや倉庫のシャッターなど、不在にする際には確実に施錠する習慣をつけるようにしましょう。
特に外から見える箇所については、徹底して施錠をするのを意識することをおすすめします。
参考:警視庁 住まいる防犯110番 手口で見る侵入犯罪の脅威
https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki26/theme_a/a_d_1.html
3-3.優先順位の決定
世の中にはさまざまな防犯グッズがありますが、予算の兼ね合いや必要性の有無などから誰もがすべてのグッズを準備できるわけではないでしょう。
そのため、自分の庭・家の場合は何が1番必要なのか、何をすべきかなど、優先順位を決めて対応することが重要です。
優先順位を決めてできることから対応することで「あれもこれもしなきゃ」といったストレスも少なくなるでしょう。
4.まとめ
泥棒や空き巣は、侵入しやすそうな家に狙いを定めて犯行におよぶといわれています。
そのため、庭の防犯対策をする際は「狙われにくい家」を目指して対策するのがおすすめです。
狙われにくい庭の特徴は以下のとおりです。
- 物理的な障害がある
- 音や光での対策を施している
- 防犯対策をしていることを明示している
- 清掃・手入れが行き届いている
防犯グッズなども活用しつつ、空き巣などに狙われにくい庭を目指し、防犯対策を実施していきましょう。