【跳ね上げ式門扉】カーゲートに最適!?特徴や価格相場を徹底解説!
手動で上下に開閉する、あるいは電動で上下させるタイプの門扉は、「跳ね上げ式」または「オーバードア」「ポップゲート」「アップゲート」などと呼ばれます。
しかし、コストや故障のしやすさなど、不安な点があるのも事実です。
そこで本記事では、跳ね上げ式門扉・カーゲートの特徴やメリット・デメリット、気になる価格相場について、詳しく解説します。
1. 跳ね上げ式門扉・カーゲートとは?特徴や注意点を解説
跳ね上げ式門扉は、主に駐車場と道路の境界線に設置するカーゲートとして利用されています。
ここでは、跳ね上げタイプの特徴や開閉方式、設置によって得られる効果、設置時の注意点について解説します。
1-1. 特徴
跳ね上げ式門扉の特徴として、省スペースで設置できる点が挙げられます。
門扉には、開き戸や引き戸・アコーディオン門扉など、さまざまな種類が存在します。
開き戸は、内開きと外開きいずれにおいても、門扉の可動範囲を広く見積もっておかなければなりません。
引き戸の場合は、扉を収納するスペースが必要となります。
また、伸縮式のアコーディオンタイプは、開いた際に端に寄せた門扉の分間口が狭まるため、車の大きさギリギリの駐車場の場合は、車を出し入れできなくなる可能性もあります。
この点、跳ね上げ式であれば、奥行きも門扉以上の幅も必要ないため、狭い敷地を有効利用することが可能です。
さらに、跳ね上げ式門扉には、防犯ロックや過負荷検知システムなど、さまざまな便利機能を備えた商品もあります。
門扉の各タイプの特徴は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
「本当に門扉が得策?メリット・デメリットから考える最適な防犯対策」
1-2. 開閉方式
跳ね上げ式門扉の開閉方式は、「手動」と「電動」の2タイプです。
手動タイプは、扉や取っ手を持ち上下に開閉します。
軽い素材や手動でも持ち上げやすい構造の商品であれば、開閉時に大きな力は必要ありませんが、間口の広い駐車スペースに対応可能なワイドタイプの場合、重量があるため開閉時の負担が大きくなる可能性があります。
一方電動タイプは、リモコンや支柱のボタン操作によって、自動で開閉することが可能です。
車内にリモコンを入れておけば、外へ出てカーゲートを開ける手間が省けるなど、開閉のわずらわしさから解放される点が大きなメリットといえるでしょう。
1-3. 期待できる効果
跳ね上げ式門扉には、以下のような効果が期待できます。
敷地と駐車スペースの境界線の明確化
敷地内への侵入抑止
車上荒らし・車の盗難防止
子どもやペットの敷地内からの飛び出し防止
目隠し効果によるプライバシー保護
強風から車や住宅の保護
加えて、住宅やエクステリア商品とマッチした色味やデザインを選択することで、洗練された雰囲気や高級感もプラスできるでしょう。
1-4. 設置時の注意点
跳ね上げ式門扉の設置の際に注意すべき点は、以下のとおりです。
車高に合った商品の選択
設置予定場所の障害物の確認
両端の支柱と門扉の距離
土地の傾斜や歪み
車高が高い車を駐車する場合は、その高さに対応可能なハイルーフタイプを選びましょう。
通常タイプを設置した場合、車高の高い車に買い替えた際、支柱の取り換えが必要になるケースがあります。
また、カーポートや住宅の軒が当たると開閉できないため、門扉を持ち上げた際の高さと設置予定場所で確保できる高さを確認することも大切です。
跳ね上げ式門扉は、閉めている状態で扉が支柱より1mほど手前にくる構造になっています。
カーポートの柱との兼ね合いや、敷地外への扉の飛び出しを考慮し、支柱の設置場所を設定しましょう。
土地に傾斜や歪みがある場合、閉めた際に地面とゲートの間に不自然な隙間ができる可能性が考えられます。
使用の妨げにはなりませんが、気になる場合はほかの門扉の選択、あるいは土地を平らにならすためのコンクリート工事などで対応する必要があります。
2. 跳ね上げ式門扉・カーゲートのメリット・デメリットとは?
跳ね上げ式門扉・カーゲートの特徴を把握したところで、次はメリット・デメリットについて詳しくみていきましょう。
2-1. メリット
跳ね上げ式門扉の主なメリットは、以下のとおりです。
ポイント | 詳細 |
---|---|
扉の収納スペース・開閉スペース不要 |
・開けた際に扉を収納する必要がなく、開閉するための奥行きも必要ない ・上部のデッドスペースを有効利用できる |
開閉が手軽 | ・特に軽量タイプの商品・電動タイプは楽に開閉できる |
スタイリッシュなデザイン | ・スッキリとしたシンプルなデザインの商品が多い |
豊富なラインナップ | ・開き戸一体化タイプやワイドタイプなど、使用条件に合った商品を選択できる |
特徴として挙げた省スペースで利用可能な点や電動で手軽に開閉できる点に加え、シンプルなデザインや開閉時のスマートな動き、種類が豊富な点もメリットといえるでしょう。
2-2. デメリット
一方、跳ね上げ式門扉には、押さえておくべきデメリットもあります。
メリット | 詳細 |
---|---|
価格が高い |
・ほかのタイプの門扉に比べ高価 |
故障しやすい | ・開閉に関するトラブルやリモコン操作のトラブルなど |
開閉しにくい | ・重量のある手動タイプは開閉時に大きな負担を強いられる |
強風に弱い |
・開けた状態は風にあおられやすいため、閉めておくのが基本 ・最大6mまでの間口にしか対応できない ・設置する幅の融通がきかない |
跳ね上げ式門扉の費用相場は比較的高額です。
また、故障に関しては開閉頻度や設置業者の技量などが関係している可能性もあり、一概に跳ね上げ式であることが理由とはいい切れませんが、以下のようなトラブルも報告されています。
ストッパーがきかなくなった
記載されている距離より近いところからでないとリモコンが作動しなかった
電動タイプの設置後数年で壊れ、結局手動で開閉している
故障した場合、特に電動タイプでは配線などのトラブルが生じている可能性があるため、ご自身で修理するのは危険です。
また、手動タイプも重量があるため、少人数での対処には危険がともないます。
跳ね上げ式門扉・カーゲートの故障の際は、業者やメーカーへの相談をおすすめします。
跳ね上げ式門扉・カーゲートの価格相場を調査!
跳ね上げ式門扉・カーゲートのデメリットの一つである「価格の高さ」。
一体どのくらいが相場なのか、跳ね上げ式門扉を販売している有名メーカー2社をピックアップし、価格を調査しました。
【手動】
A社 | B社 | |
---|---|---|
スタンダード | 21万6,300円~ | 22万6,400円~ |
ワイド | 27万800円~ | 28万5,300円~ |
特徴として挙げた省スペースで利用可能な点や電動で手軽に開閉できる点に加え、シンプルなデザインや開閉時のスマートな動き、種類が豊富な点もメリットといえるでしょう。
【電動】
A社 | B社 | |
---|---|---|
スタンダード | 39万800円~ | 40万700円~ |
ワイド | 45万2,400円~ | 50万9,800円~ |
※2023年3月時点
開き戸タイプの門扉では10万円を下回るものもあり、価格だけを比較すると価格が高い傾向が見られます。
また跳ね上げ門扉に限ったことではありませんが、門扉は故障やトラブルが生じたときに修理費用が高額になりやすい傾向が見られる点にも注意が必要です。
その大きな理由が、部分的な破損や損傷であっても、全てを交換しなくてはならない可能性が高いためです。
門扉の修理方法や費用に関する詳しい情報は、こちらの記事をご覧ください。
「【門扉修理】業者それともDIY?修理方法やコストを徹底解説」
4. 跳ね上げ式よりも手軽でコスパもよい!ゲートファクトリーのカーポールとは?
デザインや利便性のよさなどが魅力的な門扉ですが、費用や設置条件などがデメリットに感じられる場合があります。
条件面で妥協した結果、ほかのタイプの門扉を設置したり、門扉の設置を後回しにしたりされている方もいらっしゃるでしょう。
対策案の一つとして、ここでは「ゲートファクトリー」のカーポールをおすすめします。
「ゲートファクトリー」のカーポールは、以下の特徴を持つ駐車場の侵入防止対策のグッズです。
設置費用が安い(跳ね上げ式門扉と同等サイズ=3mの場合、円柱のベーシックタイプ78,100円、角柱のスクエアタイプ86,900円)
工事業者に依頼しなくても一般的な工具で設置できる
開閉が軽い(レールの上に柱を走らせるタイプ)
狭い場所にも幅広い場所にも設置できる
ポール1本単位や破損した箇所のみ交換できる
おすすめポイント
導入時だけでなく長期的に見た場合もとても利便性が高いのがカーポールの大きな特徴です。
そして、DIY感覚で設置していただけ、業者による施工工事の必要がない点も、大きな特徴の一つです。
取り付けに必要な工具の無料レンタルもおこなっておりますので、安心してご利用いただけます。
※価格はすべて税込です
5. まとめ
跳ね上げ式門扉・カーゲートは、省スペースで設置でき開閉を電動で楽におこなえるタイプもある反面、価格の高さや故障の多さなどがネックとなります。
コストを抑えて敷地と道路の境界線を明確にするアイテムを設置したい方には、「ゲートファクトリー」の侵入防止対策アイテムがおすすめです。
本記事でご紹介したタイプ以外にも、工具を使ってご自身で設置していただけるアイテムを取り揃えておりますので、カーゲートや門扉の設置をご検討中の方は、ぜひ公式サイトをご覧ください。
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